秘密の本棚

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メルボルンから行くエアーズロック①:カタ・ジュタ散策とサンセット

登山禁止前にエアーズロックに登る!

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オーストラリアの中でも行きにくい場所にあるエアーズロック

2018年8月上旬、オーストラリアのエアーズロックに行ってきました。2019年秋からは登山が禁止されるということで、その前の駆け込みです。

エアーズロックには公共交通機関がないため、レンタカーかツアーを利用することになります。今回はメルボルン発のツアーで回ることにしました。日本語ガイドもついているので安心です。

まずはツアーの出発地、メルボルンに向かいます。

カンタス航空ジェットスターエアーズロック

東京からメルボルンへは、カンタス航空80便を利用。成田20:05→メルボルン7:45で、ツアーの出発がメルボルン9:45なので接続がバッチリです。機内食は夕食と朝食が出ますが、これは結構満足。スパークリングワインも選べました。

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夕食と朝食。朝食はほぼ果物でした。

到着は少し早まって7:00頃。オーストラリアは真冬で10℃くらいしかなかく、息が白くなりました。もう少し多めに防寒具を持ってくればよかった…と思った瞬間でした。メルボルン空港では入国審査がありますが、パスポートを機械に読み込ませることで完全自動で行うことができ、スムーズに通過できました。荷物を受け取ったら国内線ターミナルに移動しますが、徒歩5分もかからない距離にあり、便利でした。

メルボルンからの飛行機からはツアーのパッケージに含まれますが、宿泊地までは自力で移動する必要があります。まずはジェットスターエアーズロックに向かいました。乗降が完全に自力で、車椅子のお客さんとかはどうするものかと気になりました。

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眼下には荒涼とした大地が広がる

エアーズロック空港についたら荷物を受け取り、シャトルバスで宿泊先に向かいます。宿泊先によって乗るバスが異なるので看板に注意して乗ります。今回の宿泊はOutback Pioneer Lodge」というところ。ドミトリーと個室があるのですが、個室が空いておらずドミトリーに。どこかで述べますが、いろいろと大変なところでした…。

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ドミトリーもあるこのロッジ。もっと高級リゾートに泊まりたい

カタ・ジュタ散策

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エアーズロックと対照的な、ゴツゴツのカタ・ジュタ

エアーズロックというと「大きな一枚岩」を思い浮かべますが、実はその近くにカタ・ジュタというたくさんの岩が突き出たようなところがあります。到着日の午後、ここをバスで訪れました。バスには日本語のガイドさんが乗っていて、移動中にはこれらの岩の成り立ちや、原住民の人の暮らしなどについて語ってくださいました。飛行機の疲れで寝てしまいましたが…。

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大きな岩の間を進んでいく散策路

駐車場を降りると、目の前には大きな2つの岩が立ちはだかっていて、その間に散策道が続いています。往復1時間ほどの散策路で、左右を巨大な岩に挟まれる迫力を楽しむことができます。左右の岩から落ちてきたという大きな岩が無数に地面に転がっていますが、「ここ7000年は落ちていない」ということでした。

散策路の一番奥には小さな池があり、そこに写った岩と空が映えました。

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樽2個分くらいの大きな岩が転がっていて、その跡が側面に残っている

夕日に映えるエアーズロックを鑑賞

カタ・ジュタ散策のあとは、日の入りで映えるエアーズロックを見に行きます。いわゆる「サンセット会場」にバスで到着すると、ツアー会社が用意している軽食と飲み物が机の上に並んでいて、スパークリングワインを飲みながらエアーズロックを鑑賞することができます。

エアーズロックと太陽の方向は正反対にあるため、夕日がちょうどエアーズロックに当たり、日が沈んでいくにつれて真っ赤に染まっていきます。

日が沈むと地面から濃い青色の領域が現れて、だんだんと夜へと移り変わっていきます。あまり地面付近の空の色に着目したことがなかったので、これは新鮮でした。

 

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日没直前。真っ赤に染まる。

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日没直後。

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日没からしばらく経ったところ。下から夜が迫ってくる。

夜は寒さに耐えながら星空鑑賞をし、翌日はエアーズロック登頂を目指しました!(続く)

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