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ニュージーランド周遊の旅⑫:テカポで世界一の星空を眺める

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星空保護区に指定されたテカポへ

 マウントクックからテカポへは、プカキを左にに見ながら進んでいきます。ミルキーブルーの湖はどこから見ても美しいですね。プカキ湖の南岸からは、小さいながら氷河を抱くマウントクックの姿を見ることができました。

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ミルキーブルーのプカキ湖を左手に進む

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プカキ湖の南岸からはマウントクックも見える

プカキ湖を後にしてしばらく進むとテカポに到着します。テカポは世界の中でも星空が特によく見える場所として有名で、星空保護区に指定されて光害に厳しい規制が敷かれています。世界中から星空を見ようと観光客が集まっていて、宿泊施設を取るのがかなり難しいです。このテカポに二泊して天体観測のチャンスを狙います。

昼間はテカポスプリングスでくつろぐ

テカポは天体観測にはもってこいの場所なのですが、逆に昼間にやることがあまりありません。唯一テカポスプリングスという温浴施設があり、ここで温かいプールに浸かってのんびりすることができます。

以前ご紹介したクライストチャーチ近郊にあるハンマースプリングスほど大規模ではありませんが、3種類の温度のプールがあって好みに合わせて入ることができますし、軽食も購入して食べることができます。

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テカポスプリングスから見るテカポ湖も見事なミルキーブルー

「湖畔」の大人気のサーモン丼は予約推奨

テカポにはレストランが何軒かあるのですが、そのうち日本でとても有名なのが日本料理店の「湖畔」です。ここのサーモン丼がとてもおいしいと評判です。

初日に訪問したところ予約でいっぱいだと入店を断られてしまい、翌日の予約を取りました。

入店しさっそくサーモン丼を注文。日本人の従業員が多く非常に簡単です(笑)。ほどなくして運ばれてきたのはサーモン丼と味噌汁、そして漬物。小皿があるのも日本料理の特徴ですね。

肝心の味の方は、サーモンの刺身がプリプリで、一週間以上生魚を食べていなかった僕には非常に美味しく感じました。ご飯とお味噌汁、漬物も落ち着く味で、日本に帰って美味しいものを食べるのが楽しみなりました(笑)。

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お味噌汁があるのが何より嬉しい

サーモン丼を食べ終わったら近くの土産物店を物色。アルパカのぬいぐるみがあまりにもキュートだったので購入しました。本物のアルパカの毛からできていて、触り心地はふっかふかです。

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なんとアルパカの毛でできている

南半球の星座を探せ!

日も暮れて、いよいよ天体観測の時間。街中は街灯があるので、車で少し離れたキャンプ場に行き、そこで天体観測をしました。せっかく南半球に来たのですから、南十字星などここでしか見られない星座を見て帰りたいですよね。簡易的な三脚を立てて、20秒ほど露光して撮影してみました。

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南十字星と天の川が肉眼でもくっきり見える

この日はやや雲も出ていましたが、雲がないところはおびただしい数の星を肉眼で見ることができました。これほど美しい星空は今まで見たことがなかったです。

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オリオン座だが、見え方にどこか違和感がある

オリオン座が出ていたのでこれも撮影してみましたが、南半球なので上下反対になっています。これも面白い発見でした。キャンプ場の芝の上に寝っ転がって満点の星を見ながら少し考え事をする、そんな贅沢な時間を過ごすことができました。

帰国

テカポからクライストチャーチは車で3時間ほど。空港近くでレンタカーを返却し、シャトルバスで空港まで向かいます。クライストチャーチから日本に直行便はないので、いったんオークランドを経由します。

クライストチャーチからオークランドへの国内線が40分ほど遅れ、もともとかなり短い乗り継ぎがバタバタしてしまいましたが、無事ニュージーランド航空の羽田行きの便に乗ることができました。

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ニュージーランドにお別れを告げる

羽田空港に朝6時頃到着し、10泊13日のニュージーランドへの旅行はこれで終わり。南島を中心にレンタカーでたっぷり回ることができ、かなり充実したものになりました。日本の冬はどこも寒いので、南半球で過ごしやすい夏を過ごすのも一つの選択肢になりました。またいつかニュージーランドに行って、今度はゆっくり滞在したいと思います。

 

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