ニュージーランド周遊の旅⑧:ド定番・ミルフォードサウンドのポイント!
前の記事:ニュージーランド周遊の旅⑦:景勝道路をぐるっとドライブ
朝一番のクルーズ船に乗船!
ニュージーランド観光の中でも定番の、ミルフォードサウンドのクルーズに出かけます。氷河に削られてできたフィヨルドの中をクルーズ船で2時間ほどかけて巡ります。クルーズは複数の会社が行っていますが、Real Journey社を選びました。宿泊先が近いこともあり、今回は朝一番の10:30の便を予約していきました。
現地発のツアーで$79、テ・アナウからの往復のバスが付いて$149です(クイーンズタウンからのツアーもあり)。レンタカーであれば現地発のものがよいです。
宿泊先のロッジからクルーズ船の出発場所までは100km弱。連日の長距離運転で感覚が麻痺していますが、そこそこ距離があります。テ・アナウからミルフォードサウンドまではガソリンスタンドがなく勾配もあるので、ガソリンは満タンにしていきましょう。
道自体は運転がそれほど難しいわけではありません。日本の山道を運転したことがあれば大丈夫です。ミルフォードサウンドに向かっていく途中、景色がどんどん変わっていくのも楽しみの一つです。片側交互通行の長いトンネルもあります。
クルーズに乗る前に少し焦ったのが、駐車場とガソリンです。まず、ミルフォードサウンのには相当台数の駐車場があるのですが、朝10:00の段階で相当埋まっていて停めるところを探すのに一苦労しました。なんとか滑り込めたのでよかったですが…。また、ガソリンを予想以上に消費し、帰れるかギリギリの残量になってしまいました。これには相当困ってしまいましたが、幸いなことにミルフォードサウンドには小さなガソリンスタンドがありました。値段は割高なのでしょうが、緊急事態なので補充しました。これは助かりました!!
ヒヤリとしたことはありましたが、無事ミルフォードサウンドに到着し、受付を済ませて乗船することができました。
船上からフィヨルド地形を鑑賞
乗船したのは比較的大型の船。船室の中とデッキのいずれにいることもできますが、せっかくなのでデッキからフィヨルドを見たいですよね。真夏の2月に訪問したのですが想像以上に涼しく、上着が欲しくなる気温でした。ちなみに、乗船中は何杯でもコーヒーやお茶をマシンから飲み放題でした。
クルーズは、フィヨルドの一番奥から出発して海まで抜け、また元の場所に戻ってくるコースです。滝や崖など、間近にフィヨルドの地形を鑑賞することができます。また、乗船した船では陽気なガイドさんが歴史や小話まで詳しく解説してくださいました。
船上からイルカに出会う!!
クルーズ中は生息している動物とのコンタクトもあります。これも楽しみの一つですよね。
まず、欧米からの観光客の中には鳥にあげる餌を持っている人がいて、相当数の鳥がそれを狙ってデッキにやってきます(笑)。何か落ちてくるかもしれないので、鳥が集まってきたときは船室に避難するのがよいかと思います。
それはさておき、次に遭遇したのがアシカの群れ。岩場で休憩しているところでした。ひっきりなしにアシカが海から上がったり戻っていったりしていました。
クルーズ中に生き物に遭遇したときは、エンジンの音を消して静かに近づいてくれるので、鳴き声もよく聞こえます。アシカも驚かさないのでいいですね。
そしてクルーズがさらに進み外海に出たところで、ラッキーなことにイルカに遭遇しました。ガイドさんいわく、イルカに会えるのは毎回ではないとのこと。前日にCurio Bayでイルカに会えていなかったので、嬉しいサプライズとなりました。
イルカの数も数頭ではなく、十数頭はいたようでした。クルーズ船に至近距離まで近寄ってきてくれました。
そんなこんなで2時間のクルーズはあっという間に終了。英語ではありますが、ガイドの言っていることが少しでもわかると格段に楽しめると思います。
クルーズから帰ってくると、雲が少し取れて太陽がのぞいていました。
次回は、ミルフォードサウンドからの帰りの寄り道とテ・アナウでの観光スポットを紹介します。(続く)